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SYSTEM DETAIL — CS AUTOMATION

CONTEXTED CS自動化「Coco」

宿のゲスト対応を24時間こなすAIエージェント。人はLINEで「OK」を出すだけ。

「Coco」は、CONTEXTED(一棟貸しの宿・全3室)に届くゲストからの問い合わせに、24時間自動で返信案をつくるAIです。
全OTA(Booking / Airbnb / Expedia / Agoda / Trip.com / Chillnn / 楽天)とLINE・メールをまとめて受信し、過去の対応事例を参照(RAG)して返信案を作成。人はLINEで承認するだけで、ゲストへ届きます。

1.ひと目でわかる全体像

flowchart TD IN["ゲスト
LINE DM / Booking / Airbnb / Agoda / Trip / Expedia / 直接メール"]:::src R["① 受信係
LINE受付 / メール見張り / Beds24通知受付"]:::step C["② Coco(AI)
OpenClaw Gateway上で動く。過去事例(RAG)を見て返信案を作る"]:::ai OK["③ 承認
LINE承認グループにカード → 人がOK / 書き直し"]:::human S["④ 送信
send_hub がゲストへ送る(LINE / メール / OTA)"]:::step L["⑤ 学習
対応履歴をDBに記録 → 埋め込み → 次回が賢くなる"]:::step IN --> R --> C --> OK --> S --> L L -.-> C classDef src fill:#F6EFE3,stroke:#E6D6BE,color:#2c2922; classDef step fill:#FFFFFF,stroke:#E7DECE,color:#2c2922; classDef ai fill:#EEF1EA,stroke:#D9E0D2,color:#2c2922; classDef human fill:#52684A,stroke:#445539,color:#ffffff;

この5ステップ(受信 → 返信案 → 承認 → 送信 → 学習)だけが本線。これ以外の部品は「無くても返信は届く」ように整理されています。

2.返信ができるまで(工程の中身)

工程なにをしているか
① 受信LINE・メール・OTA(Booking/Airbnb等)の新着を、それぞれの受付係が常時監視。メールはIMAPで切断しても自動再接続。
② 返信案づくりCocoが内容を読み、似た過去事例(RAG)を意味で検索して参照し、宿のトーンに合った返信案を作成。
③ 承認LINE承認グループに返信案カードが届く。スタッフは「OK」か「書き直し」を選ぶだけ。
④ 送信OKされた文面を send_hub(唯一の出口)がゲストへ送信。深夜は朝まで自動保留。
⑤ 学習対応の記録がDBに残り、書き直しからは毎朝ルールを自動改善(Miru)。次回の返信案が賢くなる。

3.稼働状況

本線(返信に必須)

  • LINE受付・メール見張り・Beds24通知受付
  • Coco本体(OpenClaw Gateway)
  • LINE承認カード
  • 送信係 send_hub(唯一の出口)
  • 深夜保留・誤送信の物理ガード

学習・RAG

  • 対応履歴DB(case_memory)
  • 意味検索の埋め込み(Voyage)
  • 放置ケースの自動クローズ
  • Miru:書き直しから毎朝ルール改善

監視(無言死の防止)

  • 5分毎の生存確認+異常時LINE警報
  • 「受信あるのに動かない」を検知
  • 承認の裏側エラーを検知
  • 毎時の自己診断・自己治癒

さらに詳しい技術版の稼働ダッシュボード(部品ごとの状態)は cs.revearth.co/system で見られます。

4.「賢くなる」しくみ(RAG・Miru)

flowchart LR NEW["新しい問い合わせ"]:::src CASE[("対応履歴DB
case_memory")] EMB["埋め込み(Voyage)
意味で検索できる形に変換"]:::ai RAG["RAG
意味が近い過去事例を参照"]:::ai DR["返信案
宿のトーンで質を上げる"]:::ai FIX["スタッフが書き直し"]:::human MIRU["Miru
毎朝ルールを自動更新"]:::step CASE --> EMB --> RAG NEW --> RAG --> DR DR --> FIX --> MIRU MIRU -.-> RAG DR -.->|対応を記録| CASE classDef src fill:#F6EFE3,stroke:#E6D6BE,color:#2c2922; classDef step fill:#FFFFFF,stroke:#E7DECE,color:#2c2922; classDef ai fill:#EEF1EA,stroke:#D9E0D2,color:#2c2922; classDef human fill:#52684A,stroke:#445539,color:#ffffff;

過去事例を「意味」で検索(RAG)して返信案の質を上げ、書き直しは Miru が毎朝ルール化。対応はDBに積み上がり、次回がさらに賢くなります。

RAG(事例の意味検索)

過去のやりとりを「言葉が一致するか」ではなく「意味が近いか」で検索し、似た状況の対応を参照して返信案の質を上げます。

Miru(自己改善)

スタッフが「書き直し」した内容を毎朝学習し、次回から同じ直しが要らないようにルールを自動更新します。

5.LINE承認の流れ(人が触れる唯一の操作)

ゲストからの連絡があると、Cocoが返信案をつくり、LINE承認グループにカードが届きます。スタッフは内容を見て「OK」を押すだけ。直したいときは書き直しを指示すれば、その内容も学習に回ります。人の仕事はこの承認だけです。

flowchart LR IN["ゲストから連絡
LINE / メール / OTA"]:::src DRAFT["Cocoが返信案を作成
過去事例(RAG)を参照"]:::ai NOTIF["LINE承認グループにカード"]:::human SEND["send_hub から送信
唯一の出口・誤送信ガード"]:::step FIX["書き直し
学習(Miru)へ"]:::ai IN --> DRAFT --> NOTIF NOTIF -->|OK| SEND NOTIF -->|書き直し| FIX FIX --> NOTIF classDef src fill:#F6EFE3,stroke:#E6D6BE,color:#2c2922; classDef step fill:#FFFFFF,stroke:#E7DECE,color:#2c2922; classDef ai fill:#EEF1EA,stroke:#D9E0D2,color:#2c2922; classDef human fill:#52684A,stroke:#445539,color:#ffffff;

本線は「受信 → 返信案 → 承認 → 送信」。送信は send_hub だけが行い、深夜は朝まで自動保留。「書き直し」は学習(Miru)へ回ります。

6.データの土台

保管庫役割
Notion(case_memory)全対応履歴の記録庫。RAGの学習元。
Voyage(埋め込み)過去事例を「意味で検索」できるようにするための変換。

7.どこで動いているか(インフラ地図)

flowchart TB GUEST["ゲスト
LINE / メール / OTA各社"]:::src subgraph VPS["Xserver VPS「revearth」(1台に全システム同居)"] COCOE["① Coco本体
OpenClaw Gateway+受信係・監視"]:::ai SEOE["② CONTEXTED SEO
別システム・同居"]:::step HYUGA["③ 日向サーフキャンプ SEO
別システム・同居"]:::step NEHAN["④ nehan SEO
別事業のSEOシステム・同居"]:::src NEHANSNS["⑤ nehan SNS自動化
別事業のSNSシステム・同居"]:::src CADDY["Caddy
玄関・振り分け"]:::step CADDY --- COCOE CADDY --- SEOE CADDY --- HYUGA CADDY --- NEHAN CADDY --- NEHANSNS end GUEST --> CADDY COCOE --> OAI[("OpenAI
返信生成・控え・品質・Miru")] COCOE --> VOY[("Voyage
意味検索の埋め込み")] COCOE --> NOTION[("Notion
対応履歴 case_memory")] COCOE --> BEDS[("Beds24
OTA予約の受信")] COCOE --> LINEAPI[("LINE
承認・受信")] classDef src fill:#F6EFE3,stroke:#E6D6BE,color:#2c2922; classDef step fill:#FFFFFF,stroke:#E7DECE,color:#2c2922; classDef ai fill:#EEF1EA,stroke:#D9E0D2,color:#2c2922; classDef human fill:#52684A,stroke:#445539,color:#ffffff;
場所役割
Xserver VPS「revearth」Cocoの本体(openclaw-gateway)と受付係(beds24-webhook・beds24-message-poller・email-monitor・line-dm-proxy・line-outbound-filter・stripe-webhook)・運用タイマー(送信予約・自動クローズ・監視 health-doctor・Miru reflection-agent 等)が稼働。同じVPSに CONTEXTED SEO・日向サーフキャンプ SEO・nehan SEO・nehan SNS自動化(別事業)が完全分離で同居(1台に全5システム+Caddy)。
cs.revearth.co受信Webhook(LINE / Beds24 / Stripe)の入口+技術版ダッシュボード(/system)+Miruレポート(/miru)。
他ドメイン(同居側の入口)seo.revearth.co(CONTEXTED SEO /seo・日向SEO /hyuga-seo)/ seo.nehan.life(nehan SEO)/ circle.nehan.life(nehan SNS)。Cocoからは一切触りません。
外部APIOpenAI(返信生成・控え・品質チェック・Miruの自己改善)/ Voyage(意味検索)/ Beds24(OTA予約)/ LINE(承認・受信)。

鍵・秘密情報の守り方(APIキーはどこにある?)

OpenAI・Voyage・Beds24・LINE・Stripe の APIキーやパスワードは、コードにもGoogle Driveにも「本物の値」を一切書いていません。守り方は次の3層です。

層置いてあるものなぜ安全か
Drive(設計図)テンプレート .env.tpl のみ。値はすべて op://…=1Passwordへの参照アドレス「どの金庫のどの鍵か」という住所だけ。流出しても本物の値は入っていない
1Password(金庫)APIキー・パスワードの本体実行時に op コマンドが取り出し、環境変数として渡す。人もコードも平文を持たない
VPS(現場)実際に値が入った .env(サーバー内の非公開領域)SSH鍵(.pem)がないと入れない。Web配信領域の外に置く

要点:Git・Driveには「参照アドレス」だけを置き、本物の秘密は1PasswordとVPSの中だけに保管。設定ファイルが漏れても合鍵は渡らない設計です。

8.やさしい用語集

RAG
過去の対応事例を「意味で検索」して参照し、返信の精度を上げる仕組み。
OpenClaw Gateway
Cocoの本体(AI処理)が動く土台。
send_hub
ゲストへの送信を一手に引き受ける「唯一の出口」。誤送信を防ぐ。
Miru
書き直しから毎朝ルールを自動改善する仕組み。
LINE承認
返信案を人がLINEのボタンで「OK/書き直し」する操作。人の仕事はここだけ。

9.費用とAPI(Cocoのコスト早見表)

Cocoの運用で「外部サービスに払っているAPI」の早見表です。金額はすべて概算で、実額は各社の請求画面で確認できます。主コストはOpenAIの従量課金です。

サービスモデル請求元(Project / Workspace)用途課金月額の概算
OpenAIgpt-5.4-miniREVearth(Coco専用キー *)返信生成・控え・品質チェック・Miruの自己改善(すべてOpenAIに統一)従量¥150〜600(実測 $0.04/日)
Voyage AIvoyage-3-largeREVearth事例の意味検索(埋め込み)従量¥0〜1,000
Notion—REVearth対応履歴DB(case_memory)無料枠/既存¥0
Xserver VPS「revearth」—REVearth稼働サーバー(SEO・nehanと同居・按分)固定¥600〜1,000
LINE Messaging API—REVearth(公式アカウント・CS全額負担)承認・受信固定(プラン)¥5,000
Beds24—既存(宿事業)OTA予約の受信既存契約¥0(AI増分)
合計(概算)¥5,750〜7,600/月 程度

※ 金額はすべて概算。確定値は各社の請求画面で確認。OpenAI・Voyage・LINE・Xserver は 合同会社REVearth名義。Beds24 は宿事業の既存契約。VPS費はSEO・nehan SEO(別事業)と同居のため按分。LINE公式アカウント(月¥5,000)は CS(Coco)が全額負担(SEO側の利用は無料枠内のため¥0)。
※ * .env/実装を確認: Coco は専用の OpenAI キー(サービスアカウントキー sk-svcacct…)を使用。SEO(sk-proj…)とは別キー=請求分離済で、共通キーではありません。モデルは本番設定の実測値(返信生成・控え・品質チェック・Miru = gpt-5.4-mini / 意味検索 = voyage-3-large)。Claudeは2026-06-30に全機能OpenAIへ移行し不使用。
※ OpenAI費の根拠:2026-06-30の実測で $0.04/日(返信1件あたり約$0.01〜0.03)。月換算 約$1.2=約¥180。表では繁忙日の変動を見て ¥150〜600 と幅を持たせています。問い合わせ件数に比例し、増えても十分安価。